もうひとつの京都

こんばんは。

そしてお久しぶりです。

 

最近、バス関係のブログとHPに忙しくこちらを放置してしまっていました。

 

といっても今回の記事は、バスに関してになります。

 

2020年より、京都府主体で「もうひとつの京都」という取り組みが行われ始めました。

これは、「京都市だけに観光地があるわけでもなく、京都府内全体で観光地があるよ」というものになっています。

 

その取り組みの一つとしてバスにラッピングがされました。

 

エリアは、京都府北部の「海の京都」、京都府山間部の「森の京都」、京都府南部の「お茶の京都」、乙訓周辺が「竹の里・乙訓」となっています。

4つのエリアにそれぞれ2,3台がラッピングされています。

 

それぞれのエリアごとに景色を混ぜながら見ていきたいと思います。

 

「海の京都」

京都府北部、舞鶴湾からの景色を主とした海の京都。

サブタイトルは「天地山海にいきづく和(にほん)の源流」です。

もちろんのことですが、海沿いを走るバス会社にラッピングされています。

丹海バス

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丹海バスは、ほぼほぼ最新車の2019年式の2KG-LR290J4にラッピングが施されました。

丹海バスは公式側、非公式側共下半分(文字は後ろ上部有り)のみ、リア側全面となっています。

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車両のダイヤは丹海バスのHP上で公開されております。主には、海沿いを走る路線のようで海と容易に絡めて撮ることができます。

が、私自身は撮れずに終わりそうです。

 

☆車両紹介

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京都交通

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京都交通からはレインボーⅡKR290J1の834号車です。

京都交通丹海バスと同じく公式側、非公式側共下半分(文字は後ろ上部有り)のみ、リア側全面となっています。

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車両のダイヤは公表されていませんが、東西循環線で走っているようです。

そのため、西舞鶴駅でも東舞鶴駅でも見ることができるようです。

 

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おすすめは、西舞鶴駅です。

海が見えるわけではないのですが、櫓がいい味を醸し出してくれています。

 

☆車両紹介

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「森の京都」

京都府山間部、森の中の景色を主とした森の京都。

サブタイトルは「なつかしの里山、もういちど豊かな森へ」です。

もちろんのことですが、山を縫うように走っている車両、3台にラッピングされています。

京都交通

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京都交通からはレインボーⅡ最終増備のKR290J1の876号車です。

「海の京都」と同じく公式側、非公式側共下半分(文字は後ろ上部有り)のみ、リア側全面となっています。

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なおこの車両は「もうひとつの京都」ラッピング以前より、福知山市が取り組みを行っている「COOL CHOICE」の車両ともなっています。そのため、永遠とマスク姿という…

しょうがないことではありますが、残念な部分であります。

京都交通が二度目の登場となりましたが、舞鶴と福知山と違う場所なので他会社と認識されているのでしょうか…?

車両のダイヤは公表されていませんが、長田野線で走っているようで、福知山駅で見ることができます。

 

☆車両紹介

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西日本JRバス

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西日本JRバスからは、京丹波営業所の車両と思えるサーモキング製クーラーが採用されているエルガ531-4952号車です。 

「もうひとつの京都」ラッピングで2台しかいない全面ラッピング車の1台です。

ラッピングは繋がっている訳ではなく、前面は前面、側面は側面と言った形になっています。

 

車両のダイヤは公表されていませんが、ほぼほぼ入れる運用は同じようで特定の時間に撮影することができます。福知山駅から園部駅間の園福線と呼ばれる若干長距離な路線に就いています。

 

☆車両紹介

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京阪京都交通

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京阪京都交通からはレインボーⅡ顔KR290に今回のラッピング車で一応最古参車のK150号車です。

公式側、非公式側ともに側面全面ラッピング、リア側も同じくとなっています。

 

車両のダイヤは公表されておらず、使用路線も表記がなされていません。

私が見たのは、京都駅と亀岡駅間をむすぶ2系統でした。

亀岡市内完結の路線にも入っているため、見ることが難しい一台です。

余談ではありますが、バスロケで確認することはできるので、よければご活用ください。

バスロケ→K160号車※上部系統番号は関係ありません

 

「お茶の京都」

京都府南部、宇治・宇治田原を主とした「お茶の京都」。

サブタイトルは「日本茶800年の歴史散歩」です。

日本茶って意外と長いようで短い歴史なのですかね…?内容まで把握仕切れていないのでわからずですが…

お茶の京都は3台にラッピングされています。

 

京都京阪バス

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宇治茶といったらこの会社、京都京阪バスからはLV290の9301号車です。

ここまで見てくださっている方はもうおわかりですが、一番オーソドックスな公式側、非公式側共下半分(文字は後ろ上部有り)のみ、リア側全面となっています。

 

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車両のダイヤは公表されていませんが、京阪宇治駅近鉄大久保駅を起点とした路線に充当されています。

撮影をした11月には、この車両を入れるための188系統(やんたんライナー)が運行されました。

 

☆車両紹介

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京阪バス

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京阪バスは、現在進行形で増え続けているLV290のN-6278号車です。

前面・公式側・非公式側が窓下ラッピング、リア側のみ全面となっています。

「京阪」マークのみ残った前面のラッピングがいい感じに映えています。

 

車両ダイヤは公表されていません。加えて車両が所属してい営業所は運用範囲が非常に広く見ることが容易ではありません。

樟葉駅京田辺駅松井山手駅などに姿を見せますが、なかなか難易度は高く…

撮影するにも撮影地が少なく苦労させられました。

 

☆車両紹介

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奈良交通

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奈良交通もおなじくLV290のLV1008号車です。「もうひとつの京都」ラッピングの中で一番長い尺の車両です。

ラッピングされてからもマスクがずっと取り付けられている状態が続いており、すっぴんで撮ることは厳しそうです。

実は私この写真に満足できておらず、再履修をもくろんでいます。

 

車両のダイヤは公表されておらず、おまけに運用範囲も非常に広いことで見ることですら容易ではなさそうです。

 

「竹の里・乙訓」

もう見ての通り、京都府南西部の乙訓地区の竹林を表しているものです。

サブタイトルは「竹林の心地良さと歴史を感じる」です。

見るからに範囲は狭いですが、陰ながらの観光地ではあるようです。

ラッピング車は2台です。

 

ヤサカバス

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ヤサカバスもLV290の107号車です。車両紹介のところでも記述していますが、こう見えて京都府下はじめてのLV290です。

公式側非公式側・リアと全面ラッピングとなっています。

 

車両ダイヤは公表されていませんが、路線バスの範囲が小さいので走っていれば桂川駅に突っ立っていれば見ることができます。

一応竹林の間へいく路線もありますが、あまり見ないです。

 

☆車両紹介

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・阪急バス

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阪急バスも同じくLV290の7131号車です。特にこれと言った特徴はありません…

ラッピングはなんと言ったらいいのか不明ですが、公式側非公式側がほぼ全面ラッピング、リアが全面ラッピングとなっています。

 

車両のダイヤは公表されていませんが、JR長岡京駅を発着する路線に入っています。そのため、阪神長岡天神駅やJR長岡京駅で見ることができます。

 

☆車両紹介

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まとめ

以上10台を紹介してきましたがどうでしたか?

私自身もこのラッピングのおかげで、足へ伸ばす場所が多くなったり、撮影地を開拓できたりと意外と新しい発見が得られました。

そして、各社ラッピングの仕方にも違いが出ておりそこも非常に興味深いものとなりました。

2021年3月末でこのラッピングが終了することが予告されていますが、恒久的にもやっていただきたいですね。

もうちょっと種類増やしてもいいかもしれませんが…

最後に長々と記事をご覧いただきましてありがとうございました。またこのような京都府内での取り組みがあったら行きたいと思います。

 

以上です。

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