京阪電車を乗って楽しむ~あと3両の旧モケット車~

こんばんは。

久しぶりに京阪電車関連の記事を出します。

 

テーマはタイトルにあるとおり「3両しかない旧モケット車」です。

 

1.旧モケットとは

はい、みなさん。

おそらく旧モケットってどのモケットのこと言ってる?と思う方がいらっしゃると思います。

この記事で言っている旧モケットとは、新塗装化された後のアルミ車で多く使われているモケットのことを指すことにします。

そんな旧モケットはコチラです。

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座面が黄緑と白い黄緑がシマウマ模様になっていて、背面が2色構成になっているのが特徴です。

このシートは5000系、6000系7000系、7200系など幅広く使われておりました。

 

2.現在残っている車両

現在残るは、前述したとおり3両です。

その車両は5000系で5556ー⑦ー5606編成中の3両です。編成中の他4両は既に新モケットに交換されてます。

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2020/5/13 淀~中書島間にて撮影 5556ー⑦ー5606

その3両というのは、京都側から2両目、4両目、6両目です。

よって、5556-[5156]-5256-[5656]-5106-[5206]-5606 の3両となります。この3両になった理由は、恐らくモケットが変わり始め、まだ全検を通ったことのない車両だけが残っていると推測できます。

 

この編成にさえ乗ることができれば、旧モケット新モケット共に楽しむことができるでしょう。

しかし、5000系ということで土休日ダイヤの日中運用か平日の朝ラッシュ時のどちらかとなり、ゆっくり楽しめることはなさそうですね。

 

3.モケットの違い

☆普通シート

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既出の写真ですが、横並びにしました。(左: 旧モケット 右:新モケット)

こうしてみてみると分かりますが、一見似てそうですが新モケットのほうが、13000系のモケットと同じ物になっています。

これも京阪HDが言うブランド統一のひとかけらなのでしょうか・・・

 

ちなみに皆さんは、どちらの方が好みですか?

 

私は、旧モケットの方が5000系の化粧板に合っていると思います・・・

6000系更新車の雰囲気となると新モケットがお似合いですが、内装更新していない車両には旧モケットの方が落ち着きがあり、よかったのかもしれませんね。

 

☆優先席

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(左:旧モケット 右:新モケット)

優先席はあまり違いはありませんが、言うとすれば模様が縞模様から月の輪郭でしたっけ?の模様に変わっているのと、人間のマークが消えたというくらいですかね。

これは見ていても素通りしそうです・・・

 

4.まとめ

残っているのが5000系の1編成だけということで、2020年度中には離脱しそうな車両ですが、検査期限的にも2021/4/3で切れるため、そもそもこのモケットだけで言うと余命宣告がされてしまっています。

残り1年もありませんが、どうかこのきれいな状態を保ったまま最後まで生き抜いて欲しい所です。

 

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