京阪電車 3000系プレミアムカー車体搬入
どうも、こんばんは。
そしてお久しぶりとなってしまいました。
今回の話題は、2021年1月デビュー予定の3000系プレミアムカーの寝屋川車両工場搬入についてです。
1.3000系プレミアムカーについて
2017年8月に登場した8000系プレミアムカーが大成功し、現在特急運用をこなしている3000系にも派生した形でプレミアムカーをつなげることになりました。
8000系の時は自社工場での改造工事でしたが、とても大変だったようで今回の3000系はプレミアムカーを新造しました。
形式は新たな3850型とされ、6編成分の3851~3856の6両が製造されました。
製造は川崎重工で、そこからの陸送が行われました。
2.陸送日程
陸送は3日間にわたり行われました。
11/25...3851,3852
11/27...3853,3854
12/1...3855,3856
両日とも川重搬出が午前1時と前回の13000系よりも遅い出発でした。
牽引車は、3851・3854・3855が三菱ふそうの3618号車。3852・3853・3856がプレミアムカーに似合う高級車、ベンツの9569号車でした。
3.陸送の様子
今回、私は初日11/25の3851号車・3852号車を見に行って参りました。
まずは、川重から出るところ。
川重から出る際は、多くの撮影者に見守られながらゆっくりと搬出されていきました。
順番は、ベンツが引く3852号車、ふそうが引く3851号車でした。
神戸の町の高いマンションを背景に3000系プレミアムカーは寝屋川の地へと向かいます。
国道2号線を抜け北上。
西宮駅には分散留置の8000系か9300系が見えました。
普段では見ることのできない二色の共演です。
その後モノレールと併走させながら寝屋川へ。
プレミアムカーが搬入されました。
寝屋川車両工場への搬入は3852号車、3851号車の順でした。
搬入時には、来年度の廃車が決まっている5000系車両に迎えられる形でした。
4.考察
車両を見てわかるとおり8000系プレミアムカーとは違い、座席と窓割りが合致しており、車内からの眺めがよくなると思いました。
アテンダント室には縦の小窓が一つ。そして壁。その壁には大きくプレミアムカーのロゴマークが刻まれていました。
車外銘板は画像の通りです。
平成の時代まで「平成○○年」であった川重銘板ですが、今年度の導入から西暦表示になったようです。
今回もこうではないかと思っていた「令和○○年」が見られず 、少し残念でした。
5.まとめ
2021年1月に3000系プレミアムカーのサービスが開始されるようです。
このコロナ禍の中でどのような活躍を見せてくれるのかを期待しサービス開始を待ち望みたいと思います。
大規模な編成替えが予想される今回のプレミアムカーですが、竣工試運転がどのように行われるのか気になりますね。
では、サービス開始までcoming soonということで〆させていただきます。
ご覧くださいましてありがとうございました。